胃カメラ検査(上部内視鏡検査)

苦痛の少ない内視鏡検査 苦痛の少ない内視鏡検査

内視鏡担当医のご紹介

院長院長

浅草きずなクリニック院長の河合です。
私は約12年間消化器外科医として、胃がんや大腸がんの内視鏡診断から、内視鏡的切除・手術・化学療法といった治療に携わってきました。
内視鏡検査を若い頃から定期的に受けて頂くことで、胃がんや大腸がんを早期発見できれば、内視鏡で根治切除が可能だった症例をたくさん経験してきました。 内視鏡検査は「痛い」「怖い」というイメージを持たれている方が多いと思いますが、「高水準で苦痛の少ない内視鏡検査」を提供することで、胃がんや大腸がんの早期発見が可能であると考えております。
当院では「高水準で最小限の苦痛での検査」を心掛けております。もちろん鎮静剤を使用した内視鏡検査も可能です。内視鏡検査に関するご質問や検査のご要望があれば、お気軽にご相談ください。お待ちしております。
電話でのご予約も受け付けております。

資格

  • 日本消化器病学会認定消化器病専門医
  • 日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医
  • 日本消化管学会認定胃腸科認定医

その他資格・経歴はこちら

当院の胃カメラ検査の特徴

特徴1 特徴1

経験豊富な内視鏡専門医による
苦痛の少ない内視鏡検査

特徴2 特徴2

鎮静剤を使用して
眠ったまま検査可能

特徴3 特徴3

挿入方法は
口・鼻からが選べます

特徴4 特徴4

土曜日の胃カメラ検査可能

特徴5 特徴5

初診当日の胃カメラ検査可能
※条件あり

特徴6 特徴6

最新の内視鏡システム
EVIS X1導入

最上位内視鏡システム EVISX1を導入しております 最上位内視鏡システム EVISX1を導入しております

胃カメラ検査の流れ

1事前診察・問診

診察風景_院長安全な検査のため、患者様の既往歴や服用しているお薬などについてお伺いしています。健康状態によっては血液検査やレントゲン検査などを行うこともあります。

2検査の準備・前処置

胃の中をきれいにする薬を飲みます。経口内視鏡の場合はマウスピースを咥え、経鼻内視鏡の場合は点鼻薬を噴霧します。

3胃カメラ検査

内視鏡専門医の院長が患者様の苦痛に配慮した検査を行います。医師の判断により組織検査やピロリ菌検査などを行う場合があります。

4結果説明・ご帰宅

検査後は結果説明を行い、ご帰宅です。(組織検査などを行った場合は後日ご来院いただきます。)
検査当日は激しい運動を控えや長風呂を控えシャワー程度にしてください。

胃カメラ検査の予約

内視鏡 (2)

当院では胃カメラ検査、台東区胃がん検診を9:00~10:00枠に限り、WEB予約で受け付けております。事前の来院は必要ありませんが、下記の注意事項は必ずお守りの上、ご予約をお取りいただき、ご来院ください。
電話でのご予約も受け付けております。

~注意事項~

  • 前日:夜9時以降はお食事をしないでください。
  • 当日:食事はとらずに9時に来院してください。内服薬も飲まずにお越しください。8時までお水のみ飲んでいただいて構いません。

※台東区胃がん検診の場合は、鎮静剤の使用はできません。

胃カメラ検査とは

胃カメラカメラが先端に搭載されている内視鏡スコープを上部消化管(食道・胃・十二指腸)に挿入して、粘膜を直接観察する検査です。当院の胃カメラ検査では、上部消化管と咽頭内の検査も併せて行っています。組織採取・ピロリ菌感染の有無も確認でき、上部消化管内の疾患を発見して確定診断することができます。ピロリ菌感染が判明すれば、胃がんリスクの確認やピロリ菌除菌治療も行うことができます。当院の胃カメラ検査では、口から検査する経口胃カメラ検査と鼻から検査する経鼻胃カメラ検査のどちらかを選択することができます。

経口胃カメラ検査

鎮静剤を使用したい方、鼻の麻酔が苦手な方におすすめです

口からの胃カメラ経口胃カメラ検査は、喉へ局所麻酔を行い、口からカメラを挿入して検査します。舌根を通る際に咽頭反射が起きることがありますが、当院は先端が細い内視鏡を使用し、慎重に検査を行って患者様に苦痛を与えず楽に検査を受けられるようにしています。また、鎮静剤の使用も可能なため、ウトウト眠った状態のまま苦痛なく検査を受けていただくことが可能です。

経鼻胃カメラ検査

カメラ挿入中の画像が見たい方、当日運転する予定のある方におすすめです

鼻からの胃カメラ鼻腔に局所麻酔を行い鼻からカメラを挿入して検査する方法です。経鼻胃カメラ検査の場合、舌根を通ることなく検査ができます。嘔吐反射がなく、楽に検査を受けることが可能です。また、経鼻胃カメラ検査の場合は、局所麻酔が1時間程で切れるので当日に運転の予定がある方も安心して検査を受けていただけます。鼻の奥が狭い・出血しやすいなどの場合は経鼻胃カメラ検査には向かないため、経口胃カメラ検査をご案内することがあります。

経口・経鼻内視鏡の比較

  メリット デメリット
経口内視鏡検査
(口から行う胃カメラ)
  • ライトが明るい・カメラの管が太いため、胃の中の病変を鮮明に観察することができる
    ※当院では経鼻用スコープで行います
  • 検査時に、ポリープ切除・細胞採取などの処置が可能
    ※当院ではポリープ切除は行っておりません
  • 鎮静剤を使用して眠った状態で検査を受けることができる
  • 鎮静剤を使用することで副作用が起こる可能性がある
  • 検査終了後麻酔から目覚めるまでに時間がかかる
  • 鎮静剤の副作用で気分が悪くなる方がいる(稀です)
  • 咽頭部への刺激により、苦しさ・吐き気を催すことがある
  • 鎮静剤を使用した場合、検査当日は仕事を控えた方が望ましい
経鼻内視鏡検査
(鼻から行う胃カメラ)
  • 局所麻酔は少量で済むため、身体への負担が少なく、安全
  • 検査当日に仕事をすることも可能
  • 検査に用いるカメラの管が細いため、検査時の痛み・嘔吐反射を軽減できる
  • 検査中の会話が可能
  • 鼻に疾患がある方は、挿入時に鼻出血や粘膜に傷ができることがあるため、避けることが望ましい
  • 鼻腔が狭い場合、検査ができないことがある
  • 使用するカメラの管が細いため、胃の残留物があると観察が困難

当院の胃カメラ検査の特徴

特徴1 経験豊富な内視鏡専門医が行う胃カメラ検査

当院の胃カメラ検査は、内視鏡の検査・治療の経験を重ね、高度な技術を持つ日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医が行っています。最新鋭の内視鏡システムを使用し、精密で丁寧な検査を行うことで患者様への苦痛・不快感を最大限に減らしています。

特徴2 鎮静剤により眠った状態でできる胃カメラ検査

鎮静剤鎮静剤を使用することで、ウトウトしながらリラックスした状態で検査を受けることが可能です。これにより苦痛や不快感がなく力を抜いていられるため、短時間に安全かつスムーズに検査を受けていただくことができます。

特徴3 経口・経鼻いずれかの検査方法を選択できます

当院の胃カメラ検査では、口からカメラを挿入して行う経口検査、鼻からカメラを挿入して行う経鼻検査の2つの方法から患者様ご自身で選択可能です。どちらの検査方法も適切に局所麻酔・鎮静剤を使用し、不快感なく検査を受けることができます。

特徴4 当院では最新鋭の内視鏡システム「EVIS X1」を導入しています

x1当院では、オリンパス最上位内視鏡システム「EVIS X1」を導入しております。この機種は世界を牽引するオリンパス社が8年ぶりにモデルチェンジを行った最新機種です。高精度かつ鮮明な内視鏡システムで、消化管内の微細な病変も早期発見が可能です。

高性能・新機能を搭載

EVIS X1は独自技術を搭載し、がんをはじめとした消化器疾患の早期発見・早期診断・低侵襲治療の実現を目指しています。消化管内の微細な病変を発見し、短時間に高精度の検査・処置を可能としています。

早期発見が可能なNBI

NBIは、早期食道がん・早期胃がんの発見に高い効果があり、特殊な光を照射して消化管内の毛細血管の僅かな変化も発見しやすいことが特徴です。

液晶ハイビジョンモニターによる観察

精細なハイビジョンモニターに観察中の微細な病変が写し出され、観察位置を変更しても反射や写り込みがなく、短時間で検査ができます。医師の動きが制限されることがありませんので、患者様への負担も少なく済みます。

特徴5 条件を満たしていれば初診当日でも検査ができます

受付いくつか条件を満たす必要がありますが、初診当日でも胃カメラ検査を受けていただくことができます。いくつかの条件には検査枠の空きの有無、基礎疾患の有無、食事を最後にした時間などがありますので、まずはお電話にてご相談ください。

特徴6 土曜日でも胃カメラ検査を受けることができます

当院では土曜日でも胃カメラ検査を受けていただけるように検査枠を設けています。

胃カメラ検査を受けるべきタイミング

胃がんは早期に発見することが難しく、がんでの死亡原因の上位にあります。しかし、早期発見できれば楽な治療で完治が見込めます。早期胃がんの発見には胃カメラ検査が有効であるため、ハイリスクの年齢になったら自覚症状がなくても検査を受ける必要があります。当院では胃がんのリスクが上昇する40歳を越えたら、胃カメラ検査を受けていただくようお勧めしています。

胃カメラ検査を早めに受けた方が良いと思われる方

  • 40歳以上だが、胃カメラ検査を受けたことがない
  • 胸焼け、胃痛などの胃周辺に自覚症状がある
  • 喫煙、飲酒の習慣がある、または過去にあった
  • 胃がん、ピロリ菌陽性の方がご家族にいる

当院の胃カメラ検査は、鎮静剤を使用し、眠ったまま受けていただくことも可能です。検査に対して不安がある場合はお気軽にご相談ください。

胃カメラ検査で見つかる疾患

咽頭の疾患 咽頭がん、咽頭ポリープ、粘膜下腫瘍、壁下性圧排 など
食道の疾患 食道がん、逆流性食道炎、バレット食道、裂孔ヘルニア、食道びらん など
胃の疾患 胃がん、胃炎、萎縮性胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃アニサキス症、急性胃粘膜障害、ピロリ菌感染 など
十二指腸の疾患 十二指腸がん、十二指腸潰瘍、十二指腸炎 など

胃の症状と胃がん

胃の症状は日常的起こりやすく、市販薬で症状が改善することもあり、医療機関への受診が遅れてしまうことがあります。初期の胃がんはほとんど症状を起こしませんので、症状が現れた時にはかなり進行してしまっている可能性があります。慢性的に胃の症状がみられる場合にはお早めに消化器内科を受診してください。
胃がんは早期に発見できれば、生活やお仕事へ支障が及ぶことなく楽な治療で完治を見込めます。
胃がんの主な原因はピロリ菌感染です。胃カメラ検査では、胃の粘膜を直接観察することができ、ピロリ菌感染の有無を確認することができます。
胃炎を繰り返しているなどピロリ菌感染が疑われる場合には、胃カメラ検査を受けて胃がんの予防に繋げましょう。
当院では、日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医が鎮静剤を使用して眠ったままできる苦痛の少ない胃カメラ検査を実施しております。胃の症状にお悩みの際はお気軽にご相談ください。

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検査費用

  1割負担 2割負担 3割負担
胃カメラ検査のみ  約2,000円 約4,000円 約6,000円
胃カメラ検査と病理組織検査 約3,000円 約6,000円 約9,000円

台東区胃がん検診

台東区

無料(受診にはチケットが必要です)
※対象:50歳以上の台東区民の方で令和4年度末年齢が偶数年齢の方

※胃カメラの検査中に組織の採取(生検)を行った場合や、
 偶発症(出血や穿孔)の治療を行う場合は保険診療のため別途費用が掛かります

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