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アレルギー性鼻炎について① 〜原因、機序、診断〜

<アレルギー性鼻炎とは?>

アレルギー性鼻炎は、ダニやホコリやペットが原因で1年を通じて鼻炎症状が認められる「通年性アレルギー性鼻炎」と花粉の飛散時期にのみ鼻炎症状が認められる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」に分けられます。

 

 

 

症状としてはくしゃみ、鼻水、鼻詰まりが特徴です。

その他眼の症状(かゆみ、涙、充血)や喉の痒み、皮膚の痒み、下痢などの症状が現れることもあります。日本人の4人に1人が通年性アレルギー性鼻炎、5人に2人が季節性アレルギー性鼻炎と言われています。

 

 

 

 

 

日本全国の調査結果によると、約20年間で季節性アレルギー性鼻炎は2倍以上に増え、通年性アレルギー性鼻炎も増加傾向にあります。

 

 

<どうして起こるのか?>

まず抗原が鼻粘膜から生体内に入りIgE抗体が産生されます。このIgE抗体が肥満細胞に付着します。

このような鼻粘膜に再度抗原が入って来ると、肥満細胞に付着していたIgE抗体が抗原と結合し、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギー反応を引き起こす化学伝達物質が放出されます。

ヒスタミンによって神経が刺激されるとくしゃみや鼻水の症状が起こり、ロイコトリエンによって血管が刺激されると鼻詰まりの症状が引き起こされます。

 

 

<診断方法>

原因となる抗原に対する抗体を調べます。

当院では血液検査で調べる血清特異的IgE検査にて抗体を証明しています。

その他皮膚に注射などで抗原を入れて、抗体を持っていれば赤く腫れる反応を用いた皮膚テストで診断を行うこともあります。

 

アレルギー性鼻炎でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

次回はアレルギー性鼻炎の治療法についてお話ししたいと思います。

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